数カ月前のことですが、「まさに理想だな~」と思うことがありました。 この4月で中学生になりジュニアコースに移行した生徒さんのお話です。 この生徒さんはキッズ1からSPEAK UP 英会話に通ってくれており、SPEAK UP歴6年目! もはや、私たちの長女といっても過言でないくらい、頼りになるかわいい存在です^^ その生徒さん、中学受験をし見事合格、4月から志望校に通っていますが、嬉しいニュースを立て続けにいただいてます! ①入試で英語が満点!英語特待生に! ②入学後のテストで英語学年1位! すごいです。満面の笑みで報告しにきてくれたあの表情、忘れられません。 この生徒さんのユニークなところは、とにかく「コミュニケーションを楽しんで継続していた」点にあります。 ガリガリと英語という言語を勉強するスタイルではなく、 とりあえず話す、とりあえずどんどんコミュニケーションをとる 。生まれ持った明るさも一役買って、良い意味で「英語を感覚的に学んできた」生徒さんです。 真面目な日本人は、「理由が説明でないということは、できていないということでは?」と思いがちです。それを言語習得にも当てはめてしまうと、どうでしょう?言語学者にはなれるかもしれませんが、英語を話せるようになるには遠回りになってしまうことも。 自転車に乗れる理由が説明できなくても自転車に乗れるように、理由がわからなくてもできるものはたくさんあります。 先週、マリッサ先生に聞かれました。 「アレとコレとソレの違いは何かわかる?」 「アレはthatみたいなもの….遠いものを指すとき。コレはthisみたいなもの….近いものを指すとき。ソレは…遠いものを指す感覚だけど…アレとの違いってなんだ?!」 となりました(笑) 違いは確実にあるんですがうまく説明ができなかったのです。 優しいマリッサ先生は教えてくれました(笑) 「ソレは、その指している物が、話し相手からは近くて自分からは遠いときに使うんだよ!」 うわ~!?ほんとだ!!!!!! いや~日本語聞かれると面白いです(笑) ちなみに、あの日とその日の違いはなんだと聞かれて、それも答えられませんでした(笑) コミュニケーションという面での言語では、感覚は重要です。 「なんとなく」というふわっとしている感覚ほど信用できない気持ちもわかります。 決して理由を学ぶことを否定しているわけではありません!文法もアウトプットの質を一段階上にあげるという意味では後ほど重要になるので、キッズから少しずつ英語のつくりを学んでいます。 ただ、将来コミュニケーションのツールとして英語を習得したいのであれば、この”感覚”は私たちが思っている以上に大切です。 特に子供たちは感覚で学ぶことを大人の何百倍も得意にしています。この時期に感覚を身につけておくと後々武器になります。 その感覚はネイティブじゃないと得られないと思いますか? そんなことはありません。普通に中学校から英語を義務教育として学んできた私自身も、日本語に訳せない(訳したことがない)英単語やフレーズを、コミュニケーションを通して多く学びました。 似たような状況で何度も見聞きし習得したものなので、実際に日本語訳を調べるとちょっと感覚と異なったりします。 そしてその違和感が正しいことも多くあります(訳というものはとても複雑です) 実際、満点を取った生徒さんは、文法やリーディングはスピーキングやリスニングに比べて得意なほうではないと思います。お母さんともその話はさせてもらっています(笑) もうちょっとじっくり読んで!って言われるくらいです(笑) でもこのように、感覚的に学習を続けている生徒さんも、成長が数字になって表れてきています。それは何より、本人がコミュニケーションを楽しみ、コツコツと継続してきたからだと思います。 彼女は、まさに使える英語を習得中といえます。 「いかに楽しく学んでもらうか」「勉強を遊びとさせるか」 ここがスクールの腕の見せ所なんだなと、改めて感じた出来事でした。
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著者北品川・新馬場に拠点をおく英会話教室、「SPEAK UP 英会話」。スクールの様子をお伝えしていきます。 アーカイブ
10月 2022
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